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~セビリアの結婚式~
 9月のこの時期、日中40度以上の暑さにもなるスペインのセビリア。
イスラムとキリスト教文化の合わさった建築があちこちに残され、その美しさや精巧さにはついつい目を奪われてしまいます。
 私は従弟の結婚披露宴に出席するため、スペイン南部のセビリアを訪れました。
イギリスでは同姓同士の結婚が認められていて、従弟のお相手はスペイン出身の男性だったのです。
 当日の披露宴は夜7時から始まって食事、スピーチと続き、ダンスが明け方まで続きました。
小さな子供たちも出席していたのですが、大人が話し込んでいる脇ですっかり眠り込んでしまっています。
 ヨーロッパは大人中心の社会ですね。
子供が大人の行動に合わせるためか、小さくても黙って大人の話を聞いたり、例え聞いていなくても邪魔をしないように、しつけられているようです。
 パーティーでは女性達もきれいです。
肩や胸元を堂々と見せ、自分を美しく魅せることを何歳になっても忘れていません。
 日本人の私の場合、太ればまずウエストがなくなりますが、彼らはしっかりとウエストは残したままふっくらとした女性的美しさを保てるのは、羨ましい限りです。
 この時期、昼間は40度以上にもなるこの国では、昼食後はシェスタ(昼寝)をするのが当たり前で、その代わり、夜遅くまで街は賑わいます。
 オペラのカルメンの舞台となったタバコ工場が残され、フラメンコの床を激しく打つ音とカンテ(歌い手)の哀愁ある歌声とが、涼しくなった夜の街に響き渡っていました。
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